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診療コンセプト

山田接骨院で行っている段階的診療法とは?

皆さんは以下のような経験を一度はされたことはないでしょうか?

ある箇所に痛みが生じたが日常生活に支障をきたす程ではないので、「しばらくすれば治まるだろう」と様子をみていました。しかし数日しても痛みは治まらず、むしろ痛む範囲が広がったり痛みが強くなったりして日常生活に支障をきたし始め、この段階で医療機関に訪れます。なかには仕事や家事・育児が忙しくて 更に症状が強くなってはじめて医療機関に訪れる方もみえると思います。このような経験を一度はなされたことがあるのではないでしょうか。

このような経験は山火事に例えることができると思います。

ある部位に出現した痛み(筋肉や関節などの小さい傷)はマッチ一本の火種かもしれません。しかし、ひとたび燃えあがる(数日間、痛みが続く)と周囲の筋肉 や周囲の関節に問題を発生させます。更に症状が強くなると交感神経やトリガーポイント(ツボ)や神経絞扼(筋肉の中を通る神経の圧迫)の問題も発生してき ます。

その結果、火事は山全体に拡がります。この山火事の状態になりはじめて医療機関を訪れる方が多いと思います。火事が山全体に拡がっている状態でマッチ一本の
火種(最初に出現した痛みの原因)を探すことは不可能に近いです。言いかえれば痛みの原因がいくつも重なりあっている山火事の状態では一つの治療法により痛みの軽減は認められますが、根本から改善することは少ないと思います。治療直後は楽になるが数日後に痛みが戻るのはこの状態を示していることが多いと思います。痛みを根本から改善するためにはいくつも重なりあっている痛みの原因を一つ一つ丁寧に探していくしかなく、この作業に最も適しているのは「段階的診療法」です。

当院が行う段階的診療法は、
①筋肉
②関節
③交感神経
④トリガーポイント(ツボ)および神経絞扼

の順に、検査と治療を施していきます。



〇段階的診療法をもっと分かり易くイラストにしてみました。

現在の症状は山火事状態です。火種がどこにあるか分かりません。
段階的診療法2
交感神経機能異常に対する治療を行います。春雨を降らすようなものです。
段階的診療法3
筋肉・関節機能障害に対する治療を行います。テーピングをします。
火事の周りを塀で囲い、火事が広がるを防ぐようなものです。
段階的診療法4
トリガーポイント・神経絞扼に対する治療を行います。 消化器で一つ一つ燃え盛る火を消していくようなものです。